ワールドカップサッカーは無事というか何とか1次リーグ2位で通過できた。終盤、自陣地内でパスを送るだけの消極的な戦術ではあるが、昔から使われている方法なので仕方ないか。監督・選手ともパスを回して時間稼ぎしたことについては正直に認め、次のステップに進めるための手法の一つであることを説明されていた。確かにあの時点で積極的に攻めて得点できればいいが、反撃されてもう1点献上していたら次には進めず、そのことをたたかれるので結果論ではあるがこれで良かったのだろう。対するポーランドも既に2敗しており日本戦が唯一の勝利となるので、あえて攻め込まなかったというwin-winの関係だったようだ。7月2日から始まる決勝トーナメントでベルギーと対戦するが、目標を高く持ってプレーしてくれたらと思う。ところで、ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの3国をまとめてベネルクスということがある。全て王国でこぢんまりまとまっていて、若い頃はこれらの国の田舎に住みたいと思ったことがある。1957年に設立されたEEC(ヨーロッパ経済共同体)は西ドイツ、フランス、イタリアとこのベネルクス3国で構成されており、この3国間は国境通過時にパスポートの提示が不要で先進的であった。以前勤めていた会社の出張(クレーム処理)で1ヶ月ちょっとヨーロッパにいたことがある。主にアムステルダムにいたが、休日は自由行動だったのでベルギーまで遊びに行き、現地の人が親切でベルギーがお気に入りの国となった。小便小僧は思ったより小さかったが勢いよくおしっこをしていた。グラン=プラスはもちろんきらびやかであったが、それよりも驚いたのは本物の銃が売られていたことだ。ガラスに網がはりめぐらされているモデルガン屋があったので警備がきついなぁと思いながら銃を見たら本物じゃん。ワルサーやブローニングが並んでいてちょっとだけ銃マニアだったから欲しかったのだがこれだけはあきらめた。