徒然なるままに

クレジットカード情報を中心に日々の時事ネタ等も記事にしたいと思います

Amazonマスターゴールド -家族カード発行可能 プライム年会費値上げによりこちらの方が有利-

 三井住友カードとアマゾンが提携して、Amazonマスターゴールドというクレジットカードを発行している。ネットショッピングの最大手での利用で還元率が上がるなどアマゾン利用でいろいろとメリットの多いクレジットカードである。

 

0.まとめ

 アマゾンで年間10万円以上利用、アマゾンプライムにも加入しているならこのカードがお得である。アマゾンプライムを必要とするかどうかがこのカードに入会するか否かの判断基準となるが、マイペイす・リボの設定とWeb明細書の利用で年会費が10,800円から4,320円に減額される。但し、Amzonマスターゴールドカードの入会申込時にリボ払いの設定にしておかないと初年度の年会費割引が効かないので要注意だ。カード発行後、会員サイトVpassにログインして、リボ払いの設定値を利用限度額まで上げておく必要がある。なお、このカードに入会時点でアマゾンプライムに入っている場合はこのカード発行後、プライムの年会費の残り分が返金される。アマゾンのヘビーユーザであれば強くお勧めできるクレジットカードだ。

 

2019.4.18追記

 ここしばらくの間にAmazonマスターゴールドカードとAmazonプライムに変更があったため変更点について追記する。

Ⅰ.家族カード発行

 これまで家族カードを発行していなかったが、家族カードを無料で3枚まで追加発行可能となった。

 

Ⅱ.リボ手数料発生時の還元率変更

 amazon.co.jp以外での利用時にリボ手数料が発生する場合、還元率が1%→1.5%に変更された。但し、マイ・ペイすリボ登録を済ませておく必要がある。

 

Ⅲ.アマゾン・プライムの年会費変更

 年会費3,900円→4,900円(税込)に変更になったため、Amazonマスターゴールドの年会費最安値(マイ・ペイすリボ登録+WEB明細書サービス利用)の4,320円(税込)の方が安くなった。プライム利用者であればこのカードを利用する方が安くなる。今後、Amazonマスターゴールドカードの年会費が値上がりする可能性が高いが現時点では不明。

 

1.年会費

  10,000円(税別)

  ※条件付きで割引可能→2つの割引サービス適用時4,000円(税別)

①カード利用代金「WEB明細書サービス」を利用し、年6回以上のクレジット決済で年会費 1,000円割引(実績が必要なので初年度は適用できない)
②マイ・ペイすリボ登録し、年に1回以上クレジット決済すれば 年会費半額

 

2.ポイント還元率

  1% アマゾンでのショッピングは2.5%還元となる


3.ポイント有効期限

  ポイント獲得最終日より1年間、1年に一度以上の利用で実質無期限となる。

 

4.ポイント交換

  1ポイント=1円で決済時に利用可能

 

5.その他カード情報

①締日・支払日

・末日締め26日払い

 

②問い合わせ先

・Amazon Mastercard入会案内デスク

 0120-714-505

[東京]03-6627-4318

[大阪]06-6445-3047

[平日]9:00~19:00 [土・日・祝日]9:00~17:00(ただし、12/30~1/3休)

 

・Amazon Mastercard ゴールドデスク
 0120-989-573
[東京]03-6627-4278

[大阪]06-6445-3045

[平日]9:00~19:00 [土・日・祝日]9:00~17:00(ただし、12/30~1/3休)

 

・Amazon Master ゴールドカード退会ダイヤル
 上記Amazon Mastercard ゴールドデスクへ

 

・カードの紛失・盗難の受付

 [1]三井住友カード紛失・盗難受付デスク(VJ紛失・盗難受付デスク)(国内)
  0120-919-456(24時間・年中無休)

  [2]三井住友カード紛失・盗難受付デスク(VJ紛失・盗難受付デスク)(海外)

 下記リンク先を参照して下さい。

三井住友カード紛失・盗難受付デスク(VJ紛失・盗難受付デスク)(海外)のご案内|クレジットカードの三井住友VISAカード

 

6.付帯保険

①海外旅行傷害保険

傷害 死亡・後遺障害 合計   最高 5,000万円
  自動付帯 最高 1,000万円
利用付帯 最高 4,000万円
治療費用(1事故の限度額) 最高 300万円
疾病 治療費用(1疾病の限度額) 最高 300万円
賠償責任(1事故の限度額) 最高 5,000万円
携行品損害(1旅行中かつ1年間の限度額) 最高 50万円
救援者費用(1年間の限度額) 最高 500万円
家族特約 付帯あり

 

②国内旅行傷害保険

死亡・後遺障害 合計 最高 5,000万円
  自動付帯 最高1,000万円
利用付帯 最高 4,000万円
入院保険金日額 5,000円
通院保険金日額 2,000円
手術費用 最高20万円

 


③ショッピング補償(動産総合保険)

補償限度額 年間300万円(自己負担額1事故につき3,000円)
対象期間 購入日および購入日の翌日から90日間

 


7.追加発行可能なカード

①家族カード

家族カード3枚まで無料発行可能


②ETCカード

発行手数料無料、初年度無料、2年目以降年会費500円(税別) 但し、1年に1度以上の利用があれば次年度無料


8.メリット

①アマゾン利用で高還元(2.5%)


②アマゾンプライム利用料(税込4,900円)が無料


③年会費を10,000円から4,000円に減額可能


④海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が付帯


⑤年間300万円までのショッピング補償(自己負担額1事故につき3,000円)付帯


9.デメリット

①年会費が10,000円(4,000円に減額可能)必要

 

②貯まったポイントがアマゾンサービス利用しか使えない

 

10.比較対象カード

  Amazonマスターゴールドには下位グレードにAmazonマスタークラシックが発行されている。年会費は初年度無料で次年度以降税込1,250円であるが前年に1度でも利用があれば無料となる。還元率はアマゾン利用時が1.5%、それ以外では1%である。クラシックを所持した上でプライム会員の場合、アマゾンでの還元率は2%に上昇する。ショッピング補償はゴールド300万円、クラシック100万円である。また、クラシックには国内外旅行傷害保険が付帯しない、アマゾンプライムもつかないので、アマゾン利用についてはライトユーザ向けのクレジットカードといえる。アマゾンプライムを利用する場合、実質的な年会費の差が420円となり、アマゾンでの還元率の差から年間84,000円以上利用すればゴールドカードの方がお得になる。

※アマゾンプライムの年会費が4,900円になったため、マイ・ペイすリボ登録等を済ませておけば、カードの年会費がプライムの年会費を下回り有利になった。消費税が10%になったらアマゾンプライム年会費が5,000円に再値上げとなるのだろうか?

 

 他の高還元カードとしてOrico Card THE POINT PREMIUM GOLDならば年会費は税込1,950円で、「オリコモール」経由でのネット通販でボーナスポイントが加算され、アマゾンでの利用でも2.5%のポイント還元が可能となる。アマゾンプライムを利用しないが他でのネットショッピングでも高還元カードが必要というならばこちらのカードも選択肢に入ってくる。

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