徒然なるままに

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JCBプラチナカード

 JCBが発行しているJCBプラチナカードというクレジットカードがある。1年ほど前に新しく発行が始まったカードである。これまでJCBプロパーカードでは最上位に招待制の「THE CLASS」が君臨し、ゴールドカード・ザ・プレミアは招待制、申込で発行されるゴールドカード及び一般カードがあった。その中で、申込制のプラチナカードの発行が始まったため注目を浴びることとなった。

 

 

0.まとめ

 THE CLASSのようなディズニー関係の特典が不要でコンシェルジュサービスその他の特典を利用したい等、THE CLASSを不要と考える人にとっては無駄を省いたプラチナカードと映るだろう。一方、このカードで実績を積めばTHE CLASSへの招待が最短で来ることもあるため、JCB好きにとっては気になるカードである。

 

1.年会費

 年会費は25,000円(税別)

 

2.ポイント還元率

 ポイント還元率は0.5%である。年間の決済金額が一定以上になると翌年度のポイント還元率がアップする。毎月15日締めなので12月16日~翌年12月15日がJCBの集計年度だ。年間決済額30万円以上で0.60%、50万円以上で0.65%、100万円以上で0.80%、300万円以上で0.85%となる。

 

3.ポイント交換

 JCBのポイントはOki Dokiポイントで、1,000円の利用で1ポイント付き、1ポイント5円であるので還元率は上記のように0.5%であるが、海外での利用分は2倍となる。この2倍というのは還元率0.5%が1%になるということで、年間決済額が300万円以上の場合で0.5%×2+0.35%=1.35%であり、0.85%が2倍されるわけではないので要注意だ。なお、Amazonでの利用も海外分として扱われる。ポイント交換については時々変更されるので最新情報をJCBのサイトで確認する必要があるが、nanacoポイントやTポイントに交換するのが良いようだ。

 

4.ポイント有効期限

 JCBプロパーカードのポイント有効期限は一般カード2年、ゴールドカード3年、それ以上のランクのカードは5年であるためプラチナは5年である。

 

5.付帯保険

①海外旅行傷害保険

死亡・後遺障害最高1億円の補償がつく。疾病・傷害治療費用(医療費)最高1,000万円、救援者費用1,000万円等が付帯する。

 

②国内旅行傷害保険

死亡・後遺障害 最高1億円の補償。

 

③国内外の航空機遅延保険

搭乗した航空便の遅延や手荷物の遅延などによって、負担する必要が生じたホテルの客室使用料、食事代、衣料購入費などが自動付帯で補償される。

 

④ショッピングガード保険

カードで購入した品物の破損・盗難などの損害保障対象の「ショッピングガード保険」が付帯している。1事故につき3,000円の自己負担があるが購入日から90日間、年間最高500万円まで補償される。一回払いや国内での購入も含まれる。

 

6.追加発行可能なカード

①家族カード

1名無料、2名以降は1人あたり3,000円(税別)

 

②ETCカード

発行手数料、年会費とも無料である。

 

 

7.メリット

①24時間対応のコンシェルジュ

24時間365日体制で対応してくれる「コンシェルジュデスク」があり、ホテルや航空券、レストラン、ゴルフ場の予約や旅行の相談等、可能な限り対応してくれる。

 

②USJ及び京都のJCB ラウンジを利用可能

JCBラウンジは事前予約制で、プラチナ・コンシェルジュ・デスクへ「ご招待券」を請求する。「ご招待券」は本会員、家族会員の方あわせて年1回だけである。招待券1枚で4名まで利用可能だ。

 

③プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料

本会員はプレステージ会員が無料であるが家族会員は対象外となるため同伴者料金2,000円(税別)が必要である。

 

④グルメベネフィットでレストランが1名無料

ゴールドカードやプラチナカードに付帯する指定レストランでの2名以上利用時に1名分が無料となるサービスである。各社、クレジットカードのランクによって利用できるレストランの数に差があり、JCBプラチナカードでは約100店である。この分野ではダイナースが圧勝だろう。飲み物代やサービス料金については1名分無料の対象にならない。

 

⑤ダイニング30で飲食代金が30%OFF

JCBではThe Classとプラチナにのみ与えられた特典である。合計代金やコース料金が30%引きになる優待サービス。飲食店の予約時に「ダイニング30」を利用することを伝えて、決済時にJCBプラチナで支払うと、30%OFFとなる。2名で利用する際には、コース料理が1名分無料になるグルメ・ベネフィットの方が得であるが、4名以上で利用する場合はダイニング30の方が安くなる。

その他、プラチナ・コンシェルジュ・デスクに連絡して手配してもらう「JCBプレミアムステイプラン」や「海外ラグジュアリー・ホテル・プラン」等を利用でき、使い方次第では年会費が安いと思えるくらいの特典を利用できる。
 

8.デメリット

 還元率が0.5%と低く、年間300万円以上の決済でも0.85%にしかならない点が1番のデメリットだろう。年会費25,000円(税別)については付帯する保険や補償、旅行やレストランを利用するなら高いとは思えない。利用できなければ所持する意味のないカードであるとも言える。

 

9.比較対象カード

・JCB THE CLASS

一般的にはJCBのブラックカード扱いであるが、メンバーズセレクションのトラベルコースでは25,000円分のJCBトラベルクーポンを選択することができることを考えるとメンバーズセレクションがなければJCBプラチナカードと同程度の年会費となる。もちろん、招待制であるため取得は難しいが年会費と特典を考えれば、プラチナよりTHE CLASSの方がコストパーフォーマンスは優れているといえる。

 

・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費が20,000円(税別)でプライオリティ・パス(プレステージ)がついており、家族会員も無料である。旅行時の手荷物宅配も1個ではあるがついていること、空港でのコート預かりサービスが使えるなどJCBプラチナカードよりコストパーフォーマンスは優れているといえる。JCBラウンジに該当するものがないのでその点で減点で傷害・疾病保険が最高200万円までで年会費無料のEPOSカードより少ないのが見劣りするところである。

 

・三井住友VISAプラチナカード

年会費が50,000円(税別)であるが、こちらもメンバーズセレクションが付いており、それを外すと同程度の年会費となる。三井住友カードの最高位に位置づけされるためいろいろな特典が付帯し、THE CLASSと比較する方が妥当であり、その分、JCBプラチナカードが見劣りすることは否めない。

 

 以上のように、JCBプラチナカードから見れば強敵ないしは階級が1段上と比較対照したので不利な結果が出ることとなった。使用目的にあったカードを選択すればいいわけで、JCB THE CLASSを目指すならばこのカード取得が最短となるだろう。