BMWとダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ)が提携してBMWダイナースカードというクレジットカードを発行している。ダイナースクラブカードにBMWのサービスが上乗せされているのでBMWに乗っている人にはいろいろメリットが多いカードだ。
0.まとめ
ダイナースクラブカードにBMWのサービスが上乗せされているカードであり、BMW JAPANで車両購入として使える唯一のクレジットカードである。しかし、先日の車両購入時のポイント半減という改悪のため、存在価値はどうなの? という状態だ。裕福層にとってはたいしたことではないのかも知れないが、自分がBMWを購入するためにクレジットカード決済するなら次の方法を試すだろう。東京都内にニコルという外車販売の会社があり、フェラーリやBMW、ロールスロイスを販売しており、JCBプロパーカードで車両購入ができるリストにも入っている。この会社は各種クレジットカードを扱っているため、例えば、ダイナースクラブカードで決済する場合、1%のポイントが付くのではないかと思う。ANAダイナースプレミアムカードなら2%のポイントが付くのではないだろうか? 自分は今すぐBMWの購入予定がないので未確認であるが、もしその場合には最新情報を確認し、この記事を更新します。その決済にはこのクレジットカードでないと使えないなどとけちくさいことを言い始め、改悪が続くと身売りされたりサービス停止ということがこれまであったので、そうならないよう今回の改悪をいずれ改善して頂けると有り難いのだが…
1.年会費
25,000円(税別)
2.還元率
1%(BMW車両購入時は0.5%)
3.ポイント交換
ポイントプログラムは「ダイナースクラブ リワードプログラム」といい、アメリカン・エクスプレスの「メンバーシップ・リワード」と似たようなものである。100円毎に1ポイントたまり1,000ポイントから交換可能だ。ポイント還元率は1%であるがポイント交換率は相手先により変動し30%~100%となる。交換先は航空会社のマイル、旅行代金支払いやカード利用代金充当、その他各種商品券やポイントと交換できる。
4.ポイント有効期限
無期限
5.その他カード情報
①締日・支払日
15日締め10日払い
②問い合わせ先
・ご入会に関するお問い合わせ
ダイナースクラブ入会受付
0120-041-962
平日 10:00〜20:00 土日祝 10:00〜18:00
12月31日から1月3日までお休みをいただきます。
・カード付帯保険に関する事故受付
カード付帯保険「海外旅行保険」 「国内旅行傷害保険」 「ショッピング・リカバリー」の事故受付をします。保険金支払可否等については、事故受付の段階ではお答えできかねますのでご了承ください。
東京海上日動事故受付デスク
0120-828-929 24時間/年中無休
海外からはこちら
東京海上日動海外総合サポートデスク
81-3-6758-2460 24時間/年中無休
・BMWエマージェンシーサービス
・カード退会手続き受付
0120-369-527
海外からは+81-3-6770-2779
平日 9:00~18:00 土日祝 10:00~18:00
・カードの盗難や紛失
カードを紛失または盗難に遭われた場合は、お手数ですが最寄りの
警察署(交番)にもカード紛失・盗難の旨をお届けください。
コールセンター 0120-074-024
海外からは 81-3-6770-2796(※)
24時間/年中無休
言語選択後、「1」→「 #」 を押してください。
海外からのお電話は、コレクトコールをご利用ください。
6.付帯保険
①海外旅行傷害保険
死亡・後遺障害最高1億円の補償がつく。疾病・傷害治療費用(医療費)最高300万円、救援者費用300万円等が付帯する。カード本会員、家族会員とも同額である。
②国内旅行傷害保険
死亡・後遺障害 最高1億円の補償。
③ショッピングガード保険(ショッピング・リカバリー)
カードで購入した品物の破損・盗難などの損害保障対象の「ショッピング・リカバリー」が付帯している。1事故につき10,000円の自己負担があるが購入日から90日間、年間最高500万円まで補償される。一回払いや国内での購入も含まれる。対象は本会員、家族会員及びそれらの会員からプレゼント等をもらった場合も含まれる。
7.追加発行可能なカード
①家族カード
1名につき7,000円(税別)
②ETCカード
発行手数料、年会費とも無料
8.メリット
①ダイニングサービス
・エグゼクティブダイニング
・おもてなしプラン
・料亭プラン
・サインレス・スタイル
・アラン・デュカスからの招待
・ナイト イン 銀座
・日本の食文化応援プロジェクト
②トラベルサービス
・世界800ヵ所以上の空港ラウンジを利用可能
・国内・海外のクラブホテルズで優待
・リーダーズクラブ特別入会優待(50%OFF)
・空港送迎タクシー・特急列車・前泊ホテルサービス・パーキングサービス
・ホノルル・Lea Leaラウンジ
・手荷物無料宅配サービス
・レンタカー優待
③ヘルス・ビューティーサービス
・コナミスポーツクラブ優待
・スパ・エステ優待
・プライベート看護サービス
・ホテル内フィットネス 優待
・CLUB100 パーソナルトレーニング
④ゴルフ関係サービス
・名門ゴルフ場優待予約
・プライベートレッスン優待
・ゴルフレッスン優待
・フィッティングサービス優待
・ゴルフ練習場優待
・ゴルフコンペ/プレープラン
⑤ショッピング関係サービス
・ダイナースクラブ 銀座ショッピング優待プラン
・GILT 特別優待
・青山花茂フラワーサービス
・Shop Hawaii
・仁川国際空港「新羅免税店」お買い物優待券
⑥BMWのオリジナルサービス
・ダイナースクラブ リワードポイント・キャッシュバック・プログラム
・BMWオリジナルグッズ プレゼント
・車輌の購入(BMW正規ディーラーでの車輌購入代金の決済にも利用)
・BMWエマージェンシーサービス(ロードサービス)
・ホテル優待サービス(ザ・リッツ・カールトン等[国内14カ所]での会員限定優待)
・空港パーキング優待サービス
9.デメリット
①年会費が25,000円で高額であること。特典の利用機会が多ければ十分元がとれるはずだ。
②使えない店舗が少なからず存在。JCBと提携しているがそれでも使えない場合がある。
③ポイントをマイルに変換する場合、年間でANAは上限4万(2018/12/20迄は8万)マイル、その他も10万マイルの上限がある。また、移行手数料が6,480円/年(税込)が必要である。
④2018年7月16日より本クレジットカードでBMW車両購入の際、取得ポイントがこれまでの半分になったことだ。本カードで還元率0.5%、BMWダイナースプレミアムカードでも1%である。仮に1,000万円の車両購入時に本カードなら10万ポイント、プレミアムカードなら20万ポイント貯まっていたのが半減することになった。
10.比較対象カード
BMWの車両購入については比較対象となるクレジットカードはBMWダイナースプレミアムカードがある。本カードの上位バージョンであり、年会費130,000円(税別)必要であるが還元率が本カードの2倍の2%還元など全サービスで本カードと同等かそれ以上である。年会費さえクリアできれば所有したくなるカードだ。