徒然なるままに

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JCB CARD R

 JCBから2018年9月3日よりJCB CARD Rの募集が始まった。JCBプロパーカードでありリボ払い専用カードだ。リボ払い専用ということで還元率も高めで発行開始直後の新規入会キャンペーンを含めてまとめる。

 

 

0.まとめ

  リボ払いが前提のクレジットカードであるため還元率が高くなっているが、くれぐれも利息とポイント還元率を両天秤に架けて損をしないような使い方をする必要がある。

 

1.年会費

  永年無料

 

2.還元率

 1%、リボ払いの利息が発生する場合は2%。なお、入会キャンペーンとして募集開始の2018年9月3日から9月30日までに入会(発行)すれば2018年12月末までの利用分が6倍ポイントの3%還元となる。

 

3.ポイント交換先

 JCBプロパーカードなので、OkiDokiポイントが貯まる。基本還元率が2倍ポイントの1%なので、1,000円利用でOkiDokiポイントが2ポイント(10円相当)である。貯まったポイントの交換先についておもなものは次のとおりである。

交換率100%-nanacoポイント、WAONポイント、ジョーシンポイント・JTBトラベルポイント等

交換率80%-楽天スーパーポイント、dポイント、WALLETポイント、Tポイント等

交換率60%-JALマイル・ANAマイル・デルタ航空スカイマイル等

JCB一般カードは年間決済額がある程度以上になると「JCB STAR MEMBERS」が適用され、翌年度のポイント還元率がアップするが、本カードには適用されない。「JCB STAR MEMBERS」はカードのグレードにより若干の差はあるが、MAXで70%アップであり、元の還元率が0.5%であるため0.85%にしかならず、本カードの通常時1%より低いからである。このように、「JCB STAR MEMBERS」が適用されないJCBカードは本カード以外に「CARD W」や「CARD W plus L」など基本還元率が1%以上のものが該当することが多い。

 

4.ポイント有効期限

 JCBプロパーカードのポイント有効期限は一般カード2年、ゴールドカード3年、それ以上のランクのカードは5年であり、本カードは2年である。

 

5.付帯保険

①海外旅行傷害保険

死亡・後遺障害最高2,000万円の補償、疾病・傷害治療費用(医療費)最高100万円、救援者費用100万円等、でいずれも利用付帯である。

  

②国内旅行傷害保険

付帯しない

 

③国内外の航空機遅延保険

付帯しない

 

④ショッピングガード保険

カードで購入した品物の破損・盗難などの損害保障対象の「ショッピングガード保険」が付帯している。1事故につき1万円の自己負担があるが購入日から90日間、年間最高100万円まで補償される。海外での購入に限られ、国内は対象外である。

 

6.追加発行可能なカード

 ①家族カード

年会費無料

 

②ETCカード

発行手数料、年会費とも無料

 

7.メリット

①基本還元率が1%でリボ払いの利息が発生すると2%に上昇する。

②リボ払いのコースが2つ用意されており、選択可能。

③JCBオリジナルシリーズのクレジットカードなので、利用金額と継続年数によってはシリーズ最高位の「THE CLASS」への道が開ける。

 

8.デメリット

①締日時点でのリボ残高によって支払い金額が設定される残高スライド制のため、自分で支払い金額を設定できない。そのため、初回からリボ手数料が発生する。

②入会時に「ゆとりコース」となっているため、短期で返済する場合は「普通コース」に変更する必要がある。

③保険がいずれも利用付帯である。

 

 

9.比較対象カード

 リボ払い専用カードは各クレジットカード会社がいろいろと取り揃えているが、ここでは同じJCBが発行しているJCB EITと比較する。主な項目を比較したものが下表である。

  JCB CARD R JCB EIT
基本データ
年会費 無料 無料
家族会員 無料 無料
ETC 無料 無料
申込資格 高校生を除く18歳以上の方 高校生を除く18歳以上の方
還元率 2.0% 1.0%
リボ払い
毎月の支払い金額 締日時点のリボ残高によって定額 5,000円以上1,000円単位で設定可能
手数料率 15.0% 8.04%〜18.0%
初回リボ手数料 締め日から支払い日までの日割り 無料
付帯保険
海外旅行保険付帯条件 利用付帯 自動付帯
死亡・後遺障害 最高2,000万円 最高2,000万円
傷害治療 最高100万円 最高100万円
疾病治療 最高100万円 最高100万円
携行品損害 最高20万円 最高20万円
救援者費用 最高100万円 最高100万円
賠償責任 最高2,000万円 最高2,000万円
ショッピング保険 海外の加盟店利用分 国内外の加盟店利用分

 

還元率では、CARD Rは初回から手数料がかかるため2%、EITは1%でCARD Rが有利だ。保険については自動付帯や国内加盟店での利用分も含まれるEITが有利となる。リボ払いの返済についてはCARD Rは初回から手数料がかかるが、EITは設定金額以下であれば一括払いと同じになり手数料がかからず、状況に応じて変更できる点が有利である。還元率をとるか返済金額の設定を自分で設定できる方をとるかは考え方次第であるのでどちらが良いかという結論は出せないが、いずれにせよ損をしないように注意が必要である。