徒然なるままに

クレジットカード情報を中心に日々の時事ネタ等も記事にしたいと思います

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

  クレディセゾンがアメリカン・エクスプレスと提携してセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードというクレジットカードを発行している。ビジネスカード・法人カードとなっているが、個人に対して与信されるため、一般の会社員でも保有できるお得なプラチナカードだ。

 

0.まとめ

 クレディセゾンとアメリカン・エクスプレスのプラチナサービスを享受でき、優れたコストパーフォーマンスを誇るビジネスカードである。引き落とし口座を本会員の「個人名義口座」、または「法人名義口座」から選択可能で公私を分けやすいことなど一般的な個人向けクレジットカードと異なる面もあるが、200万円の利用時には還元率が1%に上昇する(年会費割引分を還元率換算)ことやJALマイル(還元率1.125%)が貯まりやすいなど、プラチナカードのイメージと異なる面を併せ持っている。事情が許すなら所持したいクレジットカードである。

 

1.年会費

 20,000円(税別):年間200万円以上の決済があれば次年度の年会費が半額10,000円(税別)になる。

 

2.ポイント還元率

 通常:0.5%(1,000円利用で1ポイント付与 1ポイント=5円)

 海外での利用はポイント2倍になり、還元率1%

 

3.ポイント有効期限

 永久不滅ポイント(無期限)

 

4.ポイント交換

①交換率50% JALマイル

②交換率60% ANAマイル

③交換率90% Tポイント、スターバックスポイント、永久不滅ウォレット

④交換率100% Amazonギフト券、dポイント、nanacoポイント、Walletポイント

⑤ポイント運用サービス(2016年12月開始)では永久不滅ポイントを投信運用に使えるようになった。100 永久不滅ポイント単位で投資できる。

⑥本カードは、SAISON MILE CLUB JALコースの「ショッピングマイルプラン」に無料登録(通常、税別年会費税別4,000円)できる。このプランに登録すると以下のようにJALマイルを貯めることができる。

・0.5%の永久不滅ポイントがなくなる代わりに、カード利用1,000円ごとにJALマイルが10マイルが貯まる(還元率1%)。

・SAISON MILE CLUB優遇サービスとしてJALマイルに加えて更に永久不滅ポイントが2,000円につき1ポイント貯まり(還元率0.25%)、交換率50%でJALマイル(1ポイント→2.5マイル)のレートでJALマイルに交換できる。カード利用1,000円あたりにすれば 10+2.5/2=11.25 JALマイルが貯まり、マイル還元率1.125%となる。

 

5.付帯保険

①海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、航空機遅延保険

本会員のみ対象で下表のようになる。

 

保険の種類 担保内容 補償限度額
海外旅行傷害保険 傷害 死亡・後遺障害 1億円
治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 5,000万円
携行品損害 50万円(免責3,000円)
救援者費用 300万円
航空機寄託手荷物遅延費用 10万円
航空機寄託手荷物紛失費用 10万円
航空機乗継遅延費用 3万円
航空機出発遅延費用 3万円
国内旅行傷害保険 傷害死亡・後遺障害 5,000万円
入院日額 5,000円
通院日額 3,000円


②ショッピング安心保険

補償金額 1事故:MAX300万円 1年間(7/1-翌年6/30):MAX300万円

補償期間 カード決済した日から120日間(自己負担無し)

補償対象 海外および国内で購入、但し1万円未満の物は対象外

不正使用対応 カードの紛失・盗難による損害も補償対象となる

 

 ①、②について詳細は下記リンク先を御覧下さい。

https://www.saisoncard.co.jp/pdf/futai_hoken/amex_ptbusiness.pdf

なお、Adobe Readerがインストールされていないと開かないので御注意下さい。

 

③オンライン・プロテクション付帯

 心当たりのないネット上での不正使用による損害を補償

 

6.追加発行可能なカード

①追加カード(法人カードなので家族カードは存在しない)

家族や社員に対して発行できる 年会費3,000円(税別)で4枚まで発行可能 


②ETCカード

発行手数料、年会費とも無料


7.メリット

①24時間対応のコンシェルジュ

プラチナメンバー専用デスクが用意されており、24時間365日年中無休で対応


②SAISON MILE CLUBでJALマイルが貯まりやすい(1.125%)

③プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料(1名分)

一般的には期限前に自分で更新手続きをする必要があるが、本カードでは有効期限が切れる前に、自動的に更新カードを送ってくれる

 

④entrée(オントレ)優待サービス

アメリカン・エクスプレス プラチナカードに準ずる優待特典


⑤スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドの優待

⑥セブン-イレブンはマイル+nanacoポイント1.0%

⑦西友・LIVIN5%OFF

⑧ロフト優待(5%~10%OFF等)

⑨ビジネス・アドバンテージ(ビジネス関連の優待プログラム)

⑩充実の付帯保険


8.デメリット

①年会費が税別20,000円

付帯サービス利用が前提でこのカードに申し込むのだから利用できれば高くはないレベル。

②還元率0.5% 年間200万円以上の利用で次年度年会費が半額となる分を還元率とすればポイントと半額分で2万円になり、還元率1%と考えられる。2万円のプラチナカードで還元率1%ならダイナースクラブカードと良い勝負になる。200万円利用時が1番還元率がよくなり、それ以下の場合は0.5%のまま、それ以上使っても還元率は徐々に下降する。

 

9.比較対象カード

 同じような年会費で個人用途とすればMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードがあり別記事にしている。多数のサービスが付帯しており、利用すれば年会費20,000円は高いと感じないだろう。

www.elder2032.com

ビジネスカードに限定すれば年会費に差はあるが以下のものが上げられる。

①JCBプラチナ法人カード

年会費30,000円(税別)

追加カード6,000円/枚(税別)

 

②ダイナースクラブビジネスカード

年会費27,000円(税別)

追加カード 無料

 

①、②とも多数のサービスが付帯しており、特に②は追加カードが無料であるため、本カード会員と別に社員4名にカードを配布すると1枚あたり、5,400円であるが、①は10,800円、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは6,400円となり、枚数が増えれば追加カード無料の②が有利である。付帯する特典は各社のプラチナカードベースであるため、非常に多岐にわたっている。JCBとダイナースの詳細は下記リンク先で御確認下さい。

 

経営者・個人事業主向けのプレミアム法人カード「JCBプラチナ法人カード」 | 法人カードのお申し込みなら、JCBカード

 

カードの特長|ダイナースクラブビジネスカード

 

 利用方法に適しているカードを選択することになるのだろうが、前述のように多数のサービスで同等であるため、追加カードの費用なら無料のダイナースが、傷害保険等を考えるならJCB、本カード会員の年会費だけならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードになるだろう。