徒然なるままに

クレジットカード情報を中心に日々の時事ネタ等も記事にしたいと思います

Orico Card THE POINT

  オリエントコーポレーションが発行しているOrico Card THE POINT(オリコ・カード・ザ・ポイント)というクレジットカードがある。高還元率やオリコモール経由のネット通販でポイントがつきやすいお得なクレジットカードである。

 

0.まとめ

  本カードはオリコモールを通して他のネットショップを使うと還元率が上がる。特に入会半年後までは還元率が2倍に優遇されているためお得である。傷害保険やショッピング保険が付かないため、傷害保険はいらないが少しでも高還元のカードが欲しい方にはピッタリである。


1.年会費

 年会費無料

 

2.ポイント還元率

通常1%

オリコモール経由でのネットショッピングでamazon等では下記のようにボーナスポイントとして0.5+0.5=1%加算され、2%のポイントが付く場合がある。

・Orico Card THE POINT利用による1.0%
・オリコモール経由の0.5%
・Orico Card THE POINTでオリコモールを経由した際の特別加算0.5%

 

3.ポイント有効期限

1年


4.ポイント交換

500ポイント単位で交換可能(交換対象によりポイント単位変更有り)

主な対象

・レート100%:Amazonギフト券、iTunesギフトコード、EdyギフトID、nanacoギフト、WAONポイント、T-ポイント、ファミリーマートお買い物券、すかいらーくグループご優待券、楽天スーパーポイント

 

・レート60%:ANAマイル

 

・レート50%:JALマイル

 

5.付帯保険

①旅行傷害保険は一切付帯しない。

 

②ショッピング保険は付帯しない

 

③紛失・盗難保障が付帯

紛失・盗難に遭いカードの不正使用を被った場合、届けた日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正使用された損害をオリコが負担するもの。

※紛失・盗難受付ダイヤル

 国内:固定電話  0120-828-013 (24時間受付)
   :携帯電話  0570-080-848(有料)
 海外での力一ド紛失盗難: 81(国番号)11-700-2952 

 

 


6.追加発行可能なカード

①家族カード

 年会費無料

②ETCカード

 発行手数料無料、年会費無料


7.メリット

①ポイント交換先

 ギフト券・ギフトコード、他のポイント、マイル、商品券などへの交換先が多数ある。


②入会特典

 入会後6ヶ月間は還元率2%にアップ


③みずほ銀行のATM手数料無料化

 本カードの引落し口座をみずほ銀行に設定し、3,000円以上の利用があればATM時間外手数料が無料となる(回数無制限)。コンビニATM(イーネットATM・ローソンATM・セブン銀行ATM)のATM時間外手数料やATM利用手数料(108円/216円)も月4回まで無料となる。

 

8.デメリット

①本カードで付与されたポイントはそのままで使えない

 他のポイントに移行して使う必要がある。

 

②ポイント有効期限が1年

 ポイントの有効期限が1年と短いので注意!!

 

③旅行傷害保険やショッピング保険がない

 海外・国内の旅行傷害保険やショッピング保険が一切付帯しない。

 

9.比較対象カード

 オリコが個人向けに発行している4種類のクレジットカードについて、異なるところを中心に下表に示す。

 

  Orico Card THE POINT Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD Orico Card THE PLATINUM Orico Card THE WORLD
国際ブランド MasterCard、JCB MasterCard、JCB MasterCard MasterCard
入会資格(年齢) 18歳以上 20歳以上 20歳以上 20歳以上
年会費 無料 1,950円 20,000円 9,800円 (初年度無料)
主なポイント還元
ポイント名 オリコポイント オリコポイント オリコポイント オリコポイント
ポイント価値 1ポイント1円 1ポイント1円 1ポイント1円 1ポイント1円
ポイント還元率 1.00%~2.00% 1.00%~2.50% 1.00%~2.50% 1.00%~2.00%
追加機能
ETCカード年会費 無料 無料 無料 無料
家族カード年会費 無料 無料 無料 無料
旅行保険(利用付帯)
海外 死亡後遺障害 - 2,000万円 10,000万円 5,000万円
海外 傷害治療 - 200万円 300万円 200万円
海外 疾病治療 - 200万円 300万円 200万円
海外 携行品損害 - 100万円 100万円 100万円
海外 賠償責任 - 2,000万円 3,000万円 2,000万円
海外 救援者費用 - 200万円 300万円 200万円
海外 航空機遅延保険 - - 19万円 -
国内 死亡後遺障害 - 1,000万円 10,000万円 5,000万円
国内 入院保険金日額 - - 5,000円 -
国内 通院保険金日額 - - 3,000円 -
国内 手術保険金 - - 5万円 -
国内 航空機遅延保険 - - 16万円 26万円
旅行保険(自動付帯)
海外 死亡後遺障害 - 2,000万円 5,000万円 5,000万円
海外 傷害治療 - 200万円 300万円 200万円
海外 疾病治療 - 200万円 300万円 200万円
海外 携行品損害 - 100万円 100万円 100万円
海外 賠償責任 - 2,000万円 3,000万円 2,000万円
海外 救援者費用 - 200万円 300万円 200万円
海外 航空機遅延保険 - - 19万円 19万円
国内 死亡後遺障害 - 1,000万円 - -
ショッピング保険
ショッピング保険 海外 - 100万円 300万円 300万円
ショッピング保険 国内 - 100万円 300万円 300万円

 

保険については年会費が上がるほど充実するため、必要であるならばグレードの高い方を選択するか保険が充実した他のカードを用意する方が良いだろう。