ビックカメラが発行しているビックカメラSuicaカードというクレジットカードがある。Suicaのオートチャージやビックカメラでポイントが付きやすい等、メリットの多いクレジットカードだ。
0.まとめ
ビックカメラやコジマ、ソフマップによく行く、首都圏でSuicaを使う人にピッタリなクレジットカードだ。還元率が1%以上、ビックカメラ等でポイントがつきやすい、いろいろな施設で割引があるなど、使いやすいカードである。このビックカメラSuicaカードをフルに使える環境であれば多数の特典、割引があるためお勧めできるカードである。
1.年会費
初年度無料 2年目以降477円(税別)、年に1度でも利用があれば次年度無料
2.ポイント還元率
還元率:1% 1,000円利用で5ビックポイント(5円相当)、5JRE POINT(5円相当)が貯まり、合計10円分となり1%
3.ポイント有効期限
ビックポイント:1年 利用日から1年延長されるので年1回の利用で実質無期限となる。
JRE POINT:2年 最後の利用から2年間であるため、2年に1度使えば実質無期限となる。
4.ポイント交換
①電子マネーSuica 1,000ポイント←ビックポイント1,500ポイント レート67%
②JALマイル 250マイル←ビックポイント1,000ポイント レート25%
③J-WESTポイント 1,000ポイント←ビックポイント1,500ポイント レート67%
④JRキューポ 1,000ポイント←ビックポイント1,500ポイント レート67%
⑤ビックカメラ・コジマ・ソフマップ レート100%でそのまま利用可能
5.付帯保険
①海外・国内旅行傷害保険
保険の種類 | 内 容 | 保険金額 |
海外旅行傷害保険 (自動付帯) |
死亡・後遺障害 | 500万円 |
傷害治療費用 | 50万円 | |
疾病治療費用 | 50万円 | |
国内旅行傷害保険 (利用付帯) |
死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
入院 | 3,000円/日 | |
通院 | 2,000円/日 |
②紛失・盗難保障
クレジットカードだけでなくSuica残高に対しても補償される。連絡した前日から60日前までさかのぼり、その日以降に不正利用がされてしまった場合に補償が受けられる。
6.追加発行可能なカード
①家族カード
家族カードは発行されない
②ETCカード
発行手数料無料、年会費477円(税別)
7.メリット
①JR東日本で高還元
JR東日本でのSuicaチャージ・オートチャージ・窓口での切符購入・定期券の購入では、還元率が1.5%となる。
②ビックカメラの店舗での高い還元率(10+1.5=11.5%[ポイント二重取り])
③海外(自動付帯)・国内(利用付帯)の旅行傷害保険が付帯
④Web明細ポイントサービスで毎月50ポイントのプレゼントがある
8.デメリット
①Suica利用圏外ではオートチャージができないため使いにくい
②ETCに年会費がかかる、家族カードを発行していない
③ショッピング保険が付帯していない
④定期券として使えない
9.比較対象カード
ビックポイント(ポイントカード)+ビューカード(クレジットカード)+Suica(電子マネー)の3種のカードが1枚になったものであるため、直接比較できるカードは存在しない。ビューカードの基本的は、「ビュー・スイカ」カードであり、それとビックカメラSuicaについて比較する。
①年会費
どちらも年会費は477円(税別)であるが、ビックカメラSuicaカードは初年度無料で、1年に1度以上の利用があれば次年度も無料となる。一方、ビュー・スイカカードは毎年年会費が必要である。
②還元率
一般店舗での利用で還元率はビックカメラSuicaカードが1%、ビュー・スイカカードは0.5%である。
③定期券一体型
ビックカメラSuicaカードは定期券としては使えないが、ビュー・スイカカードは定期券一体型として使える。
以上のように定期券を最優先するならビュー・スイカカードとなるが、その他のメリットを優先するならビックカメラSuicaカードを使い、定期は定期券一体型のルミネカード等にするという方法もある。