徒然なるままに

クレジットカード情報を中心に日々の時事ネタ等も記事にしたいと思います

JCBゴールドカード -旅行保険、家族カード、問い合わせ先情報等-

 JCBゴールドカードというクレジットカードがある。JCBが発行しているオリジナルシリーズで、正式名称は「JCBゴールド」だ。JCBオリジナルシリーズでインターネットから申し込むと初年度年会費が無料になること、券面のデザインを3種類から選択可能だ。

 

 

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JCBオリジナルシリーズ

  

0.まとめ

 JCBゴールドカードは年会費が同額のゴールドカードと比較すると、旅行傷害保険の補償額が高額である。年間決済額が2年続けて100万円を超えるとJCBゴールド ザ・プレミアの招待状が来る。JCBゴールド ザ・プレミアで100万円以上の決済を続けていればJCB最上位カードの「THE CLASS」の招待状が届く。特典がたくさんあるので使いこなすほどに年会費が負担に感じなくなるようだが、THE CLASSへの道もひらけるためゴールドカードとしてはお勧めできる。

 

1.年会費

 10,000円(税別) なお、インターネットで申し込めば初年度無料

 

2.ポイント還元率

 ポイント還元率は0.5%である。年間の決済金額が一定以上になると翌年度のポイント還元率がアップする。毎月15日締めなので12月16日~翌年12月15日がJCBの集計年度だ。年間決済額30万円以上で0.60%、50万円以上で0.65%、100万円以上で0.80%、300万円以上で0.85%となる。


3.ポイント有効期限

 JCBプロパーカードのポイント有効期限は一般カード2年、ゴールドカード3年、それ以上のランクのカードは5年であるためゴールドは3年である。

 

4.ポイント交換

 JCBのポイントはOki Dokiポイントで、1,000円の利用で1ポイント付き、1ポイント5円であるので還元率は上記のように0.5%であるが、海外での利用分は2倍となる。この2倍というのは還元率0.5%が1%になるということで、年間決済額が300万円以上の場合で0.5%×2+0.35%=1.35%であり、0.85%が2倍されるわけではないので要注意だ。なお、Amazonでの利用も海外分として扱われる。ポイント交換については時々変更されるので最新情報をJCBのサイトで確認する必要があるが、nanacoポイントやTポイントに交換するのが良いようだ。

 

5.その他カード情報

①締日・支払日

 15日締め10日払い


②MyJCB

無料の会員専用WEBサービスで、クレジットカードの利用状況や利用可能額の確認、ポイントの確認やキャンペーンの参加、リボ払いや分割払いなどの支払い方法の変更など、様々な機能を利用することが可能だ。

 

③問い合わせ先

・JCB入会ご案内専用ダイヤル(固定電話用)
  0120-015-870
 携帯電話の方は下記ダイヤルをご利用ください。(有料)
  0570-015-870
 受付時間/9:00AM~5:00PM日・祝・年末年始休

 

・JCBインフォメーションセンター

お電話でのお問い合わせ|JCBカード

 

・ゴールドデスク インフォメーションダイヤル

  0120-800-920 受付時間/9:00AM~5:00PM (年中無休)

 

6.付帯保険

①海外・国内旅行傷害保険、国内外の航空機遅延保険

旅行保険(利用付帯)
海外 死亡後遺障害 10,000万円
海外 傷害治療 300万円
海外 疾病治療 300万円
海外 携行品損害 100万円
海外 賠償責任 10,000万円
海外 救援者費用 400万円
海外 航空機遅延保険 10万円
国内 死亡後遺障害 5,000万円
国内 入院保険金日額 5,000円
国内 通院保険金日額 2,000円
国内 手術保険金 20万円
国内 航空機遅延保険 10万円
旅行保険(自動付帯)
海外 死亡後遺障害 5,000万円
海外 傷害治療 300万円
海外 疾病治療 300万円
海外 携行品損害 100万円
海外 賠償責任 10,000万円
海外 救援者費用 400万円
海外 航空機遅延保険 10万円
国内 死亡後遺障害 5,000万円
国内 入院保険金日額 5,000円
国内 通院保険金日額 2,000円
国内 手術保険金 20万円
国内 航空機遅延保険 10万円

 

②ショッピングガード保険

ショッピング保険
ショッピング保険 海外 500万円
ショッピング保険 国内 500万円

 

7.追加発行可能なカード

①家族カード

 1名無料、2名以上は1名につき1,000円(税別)

 

②ETCカード

発行手数料、年会費とも無料

 

8.メリット

①旅行傷害保険が高額

6-①のように利用付帯、自動付帯とも高額である。


②ショッピング保険が高額

購入日より90日間、年間500万円まで保証される。自己負担額は3,000円。


③ドクターダイレクト24

日本国内において24時間・年中無休、健康や介護・育児などに関して無料で電話相談ができる。体調が悪くなったり、ケガをした場合の応急処置などに専門家のアドバイスを受けることが可能だ。


④JCBゴールド グルメ優待サービス

全国の対象レストラン等でコース料理や代金合計が20%OFFとなる。


9.デメリット

①還元率が低い

通常0.5%、年間100万円以上利用してJCB STAR MEMBERの優遇が適用されても0.75%、年300万円以上でも0.8%だ。

 

②海外で使えない場合がある

東南アジアやハワイではそこそこ使えるが、ヨーロッパや北米等では使えない店舗も多い。


10.比較対象カード

 年会費が同額のゴールドカードとして三井住友VISAゴールドカード、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード 等がある。三井住友VISAゴールドカードの記事でJCBゴールドカードとの比較をしたため、ここではJCBゴールドカードとセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード の比較をする。

 

www.elder2032.com

下表でJCBが有利な項目を青色、セゾンゴールドが有利な項目を赤色で表示する。

基本的な項目はほぼ同様である。セゾンはポイント還元率とポイントの有効期限で有利と

 

  セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード JCBゴールド
発行会社 クレディセゾン ジェーシービー
国際ブランド AMEX(アメックス) JCB
年会費 10,800円 (初年度無料) 10,800円 (初年度無料)
締め日・支払日 10日締め4日払い 15日締め10日払い
ポイント名 セゾン永久不滅ポイント Oki Dokiポイント
ポイント有効期限 無期限 3年
ポイント還元率 0.75%~1.00% 0.50%~0.80%
付与レート 1,000円で1.5ポイント 1,000円で1ポイント
交換可能ポイント Tポイント、dポイント、nanacoポイント、WALLETポイント、ANA SKY コイン、ベルメゾンポイント、自治体ポイント、メルカリポイント Tポイント、楽天ポイント、dポイント、nanacoポイント、WALLETポイント、WAONポイント、ANA SKY コイン、ベルメゾンポイント、ビックポイント、ジョーシンポイント
交換可能マイル ANAマイル、JALマイル ANAマイル、JALマイル、スカイマイル
ETCカード年会費 無料 無料
家族カード年会費 1,080円 1,080円(1名無料)
旅行保険(利用付帯)
海外 死亡後遺障害 5,000万円 10,000万円
海外 傷害治療 300万円 300万円
海外 疾病治療 300万円 300万円
海外 携行品損害 30万円 100万円
海外 賠償責任 3,000万円 10,000万円
海外 救援者費用 200万円 400万円
海外 航空機遅延保険 16万円 10万円
国内 死亡後遺障害 5,000万円 5,000万円
国内 入院保険金日額 5,000円 5,000円
国内 通院保険金日額 3,000円 2,000円
国内 手術保険金 - 20万円
国内 航空機遅延保険 - 10万円
旅行保険(自動付帯)
海外 死亡後遺障害 5,000万円 5,000万円
海外 傷害治療 300万円 300万円
海外 疾病治療 300万円 300万円
海外 携行品損害 30万円 100万円
海外 賠償責任 3,000万円 10,000万円
海外 救援者費用 200万円 400万円
海外 航空機遅延保険 16万円 10万円
国内 死亡後遺障害 - 5,000万円
国内 入院保険金日額 - 5,000円
国内 通院保険金日額 - 2,000円
国内 手術保険金 - 20万円
国内 航空機遅延保険 - 10万円
ショッピング保険
ショッピング保険 海外 200万円 500万円
ショッピング保険 国内 200万円 500万円

 

なっているが、家族会員1名が無料となるJCBが有利である。旅行傷害保険で差は一部の項目でセゾンが有利であるが全体的にJCBの方が勝っている。ショッピング保険についても同様だ。海外旅行に行くならJCB、国内で色々なサービスを利用するならセゾンが使いやすいだろう。

 

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