株式会社UCSが発行する「UCSドラゴンズカード」というクレジットカードがある。ドラゴンズ関係のグッズが手に入ったり、通常のUCSカードとしてアピタ・ピアゴでお得に買い物ができるカードである。
0.まとめ
UCSドラゴンズカードは中日ドラゴンズが試合に勝利するたびにUポイントが加算されること、そのUポイントを貯めればオリジナルドラゴンズグッズと交換できる等、ドラゴンズファンとしては嬉しい特典がいくつもある。また日常的には、スーパーのアピタ/ピアゴで割引を受けられること、宇佐見直営店でガソリンの割引があるなど日常利用できるため、ドラゴンズファンにはお勧めできるクレジットカードだ。
1.年会費
300円(税込)
2.ポイント還元率
通常時の還元率は0.5%(200円ごとに1Uポイント付与)、1年間(3月~翌月2月)で5,000Uポイント以上獲得(年間利用額100万円以上)達成すれば、次年度は自動的に「UCSロイヤルメンバーズ」となり、20%のポイントアップがあり、還元率0.6%となる。
3.ポイント有効期限
当年3月から翌年2月請求分までに獲得されたポイントは翌々年の2月17日午後9時まで有効(最長2年)。
4.ポイント交換
Uポイントを交換できる対象はUCSカードと同様であるが、ドラゴンズカードであるためその特典については次のようになる。
・ユニフォーム(レプリカ)ホーム用:10,000Uポイント
・ドアラタオルポンチョ(UCSオリジナル):3,000Uポイント
・その他、6,000~9,000UポイントでナゴヤドームのパノラマAシートやエメラルドシートの観戦チケットと交換できる
その他のUCSカードと同様、商品券などへも交換可能だ。1,000Uポイントから交換可能。
・ユニー・ファミリーマートグループ商品券
・ユニコ電子マネー
・図書カード
・三井住友ギフトカード
アピタ、ピアゴなどで利用できるので、使い道には困らないだろう。
5.その他カード情報
①締日・支払日
15日締め翌月10日払い
②利用明細サービス
・UCSネットサーブで利用可能
③問い合わせ先
・UCSコールセンター(営業時間 午前9:00~午後5:30)
愛知 0587-30-5000
横浜 045-345-1100
・紛失盗難デスク電話番号
[1]国内でのUCSカード紛失・盗難時のご連絡先
UCSセキュリティセンター
0587-30-5010(営業時間 午前9:00~午後8:00)
上記時間外(午後8:00~午前9:00の時間帯)の連絡先は、株式会社ジェーシービーが代行。
JCBカード フリーダイヤル 0120-794-082
[2]海外でのUCSカード紛失・盗難時のご連絡先
海外:滞在国によってかわるため以下のリンク先を参照して下さい
6.付帯保険
①海外旅行傷害保険
付帯しない
②国内旅行傷害保険
付帯しない
③ショッピングガード保険
購入価格100万円まで、1事故あたり3,000円の自己負担(免責金額)が必要。家族カードも同様に適用される。事故発生日より45日間以内に連絡が必要。国内・海外とも、1回払いも補償対象となる。
7.追加発行可能なカード
①家族カード
年会費300円(税込)
②ETCカード
発行手数料、年会費とも無料
8.メリット
①中日ドラゴンズの勝利ポイント
UCSドラゴンズカードは、シーズン中に中日ドラゴンズが1回勝つ毎に4ポイントもらえる。年間勝利数は、だいたい60~80勝しているので、240ポイント~320ポイントもらえることになり、年会費300円は勝利ポイントでほぼ相殺できる。
②UCSドラゴンズプレミアムでチケットを年4枚プレゼント
UCSドラゴンズカードは「UCSドラゴンズプレミアム」という付帯サービスに申し込みできる。有料のオプションサービスで年会費3,240円(税込)が必要となるが、登録するとナゴヤドーム開催ドラゴンズ公式観戦セット(パノラマA)が年間4枚もらえる。パノラマAの価格は2,600円(税込)なので10,400円相当となる。
③Uポイントでドラゴンズオリジナル商品と交換可能
Uポイントを以下のようなドラゴンズオリジナル商品と交換可能である。
④アピタ・ピアゴで5%割引き
スーパーのアピタでは毎月9,19,20日、ピアゴでは毎週金曜日に5%割引を利用できる(一部除外品有り)。
⑤宇佐見直営ガソリンスタンドで割引き
ガソリン、軽油等は2円引き/L、オイル、バッテリー交換等は5%割引きされる。
9.デメリット
①年会費が有料
年会費300円はドラゴンズの勝利ポイントでほぼ相殺できるが、他のUCS一般カードが無料であるため、デメリットといえる。
②還元率が低い
還元率が0.5%で一般的な無料クレジットカードの還元率ではあるが、1%以上ある無料のクレジットカードもいろいろとあり、メインカードとしては使いにくいためデメリットといえる。
10.比較対象カード
JCBからプロ野球各球団のファンカードが発行されており、ここではUCSドラゴンズカードとJCBドラゴンズファンカードを比較する。年会費と特典が異なるが、旅行保険は双方とも付帯せず、ショッピング保険が同等である。
①年会費(本会員) 全て税込
UCSドラゴンズカード:300円
JCBドラゴンズファンカード:4,860円
②家族年会費 全て税込
UCSドラゴンズカード:300円
JCBドラゴンズファンカード:432円
③特典
UCSドラゴンズカードは「8.メリット」と内容が重複するため割愛するが、JCBドラゴンズファンカードには次のような特典がある。
[1]毎年4枚の公式戦チケットプレゼント
毎年ナゴヤドームで行なわれる中日ドラゴンズの公式戦チケット4枚(パノラマA席)がプレゼントされる。
年会費4500円で4枚のチケットがプレゼントですからこれだけでも嬉しい特典と言えると思います。
[2]ポイントで選手の直筆サイン入りプレミアムグッズと交換
JCBカードのポイントなのでカード決済時にOki Dokiポイントが付与される。Oki Dokiポイントプログラムにドラゴンズコースを追加してポイントが貯まると、選手の直筆サイン入りプレミアムグッズと交換ができるサービスがある。
[3]ウェスタンリーグの公式戦入場無料
ナゴヤ球場で実施されるウェスタンリーグ公式戦の入場が無料となる。
[4]ドラゴンズファン感謝デーへ抽選で招待
毎年シーズンが終了後の11月に球団で実施されるファン感謝デーがあり、このカードに入会していると、そのファン感謝デーへ抽選で招待される。
[5]JCBセントラルリーグオフィシャルカード特典
JCBではセントラルリーグの各球団のカードを発行しており、「JCBセントラルリーグオフィシャルカード」の特典を利用できる。毎年5月16日から翌年の5月15日までの1年間で12万円以上のカード決済があれば抽選で公式戦チケットが当たる特典や、球場探検ツアーでオリジナルグッズのプレゼントが貰えたり、選手との記念撮影などのイベントに参加できる。
以上のように、コアなドラゴンズファンであれば年会費が高くともJCBドラゴンズファンカードの方がメリットは大きいが、ドラゴンズ関係以外のメリットは少ない。一方、UCSドラゴンズカードは、シーズン中に中日ドラゴンズが1回勝つ毎に4ポイントもらえることやその他のUCSカードと同様、アピタ、ピアゴなどで割引があり、宇佐見直営店でのガソリン割引も利用でき、使い道には困らないだろう。ドラゴンズ一筋ならJCBドラゴンズファンカード、ドラゴンズファンではあるが日常の便利なカードとしても使いたければUCSドラゴンズカードを選択する方が良いだろう。
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